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たかが美容室、されど美容室

先日、私達のサロンに美容学校に通う息子さんをもつお母様が、御来店くださいました。

その息子さんは現在、学校に通うかたわら美容室でアルバイトをしているそうです。

一日も早く一人前の美容師になりたいという強い想いから、実際に美容室で色々な技術を教えてもらい、練習しつつのアルバイトで頑張っているそうです。

シャンプーひとつ、マッサージひとつとってもお客様への細かな配慮があり、難しい技術が要求されることに想像以上に驚いて、大変だけれどとてもやりがいがあり楽しんでいるようです。

彼の周りにも、他の美容室で同じようにアルバイトをしている生徒さんも多く、話を聞くと一言で「美容室」といっても色々な店があるのね~と逆に教えてくださいました。

 

「シャンプーなんかさっと洗っときゃいいんだよ。3分で十分だ」

「マッサージなんか1円の金にもならないんだからウチはやらないよ」

「ウチは安いからお客さんが来てるんだ。それなりの薬しか使わないのは当たり前。髪が傷んで当然。だからトリートメントを勧めて、それで単価を上げるんだよ。わかったな!」

「カラーの塗り方、昨日一回教えたよね。もう出来るよな。あのお客さんのカラー塗って」

「ウチに就職したら3ヶ月でカット教えてスタイリストになれるよ。所詮お客さんなんて素人なんだから、何パターンかさえ切れれば十分なんだよ。あとはトークで誤魔化しやいいんだから」

 

同じ業界にいながら、私達は実際そういうことが他の美容室で起こっていることに驚きました。

実際、そのような美容室をさっさと辞めて新しいバイト先を探している友人もいれば、何でもいいから早くカットが出来てスタイリストというものになりたいと、そこで頑張っている人もいるということです。

どんな業界でも同じだとは思いますが、色々な店があり色々な人達がいます。

何処をチョイスするかは個人の考えであり、自由です。そして、お客様にとってもどのような美容室をお望みでそして、お選びになるかはお客様次第です。

ちなみにその息子さんというのは、私共の美容室で一生懸命自分の夢に向かって日々努力を重ねています。

階段を一つ一つ登って行くのはとても大変な事ですが、それが【お客様に喜んでいただく為】そして【自分の幸せ】の為と彼はしっかり学んでいるようです。

 

お客様に真摯に寄り添うこと。

それが私達の全ての基本です。